今回のマレーシア1ヶ月滞在は、単なる観光ではなく「将来的にマレーシアに住めるかどうか」を判断するための重要な視察期間でした。子どもが小学校に上がる前に移住する場合を想定し、現地のリアルな生活環境や教育事情をリサーチするために実行した「視察リスト」とその結果をレポートします。
Contents
観光ではなく「住めるか」を検証する1ヶ月

今回の渡航では、ホテルに泊まって観光地を巡る旅行ではなく、実際にコンドミニアムで生活することで「自分たちはここで暮らしていけるのか」をとことん検証することを目的にしました。子どもが小学校に上がる前の移住を想定して、移住に向けて欠かせない「視察リスト」を事前に作成し、それを1ヶ月かけて実行していきました。
「どこに住むか」は移住で最も重要な決断。4エリアを実際に歩いて、身体で比較しました。
視察1:日本人に人気の「モントキアラ」で保育園見学

まず最初に行ったのが保育園の見学です。日本人が多く住むと言われている「モントキアラ」エリアにある保育園をターゲットに、レスポンスが早く口コミ評価も高かった園を1件選んで実際に見学させてもらいました。
見学では、具体的な料金体系はもちろんのこと、通っている子どもたちの国籍の割合や、1日のスケジュール、どのように遊んでいるかといった詳細な内容まで丁寧に案内していただきました。実際に自分の目で見て、話を聞くことで、将来子どもを預けるイメージがはっきりと湧き、非常に有意義な時間となりました。
保育園見学のポイント
事前にメールで連絡し、見学の予約をしました。英語でのやり取りが必要ですが、メールであれば翻訳ツールを使いながら対応できます。国籍の割合、料金、1日のスケジュール、見学時の子どもたちの様子——この4点を重点的に確認しました。
視察2:リアルな生活を想定した物件探しとベビーシッター利用
🏢 コンドミニアムの物件見学

エージェントにお願いしてコンドミニアムの物件見学を行いました。実際に住むことを想定しながら部屋を見て回り、契約の際にどのような手続きや手付金が必要になるのかといった、リアルな不動産事情を直接教えてもらえたことは大きな収穫です。
👶 ベビーシッターサービスの試用(Kiddocare)

「Kiddocare(キッドコア)」というアプリを利用して、ベビーシッターさんの手配も試してみました。生後6ヶ月(滞在時)の子どもを数時間見てもらい、シッターさんがどのように子どもと遊んでくれるのか、また大体の料金相場はどれくらいなのかを実体験として知ることができました。いざという時に頼れるサービスがあることを確認できたのは大きな安心材料です。
視察3:マレーシアの人気4エリアを徹底比較!

移住するにあたり「どこに住むか」は最も重要なポイントです。今回は、モントキアラ・デサパークシティ・KLCC中心部・バンサーの4つのエリアを実際に散策し、周辺の道やショッピングセンターの様子を比較検証しました。
| エリア | 特徴・印象 |
|---|---|
| モントキアラ 要・車 | 大きめのショッピングセンターが3つほどあり、生活環境が非常に充実。日本人コミュニティが多く安心感がある。KLCC中心部へは出にくく、車が必須になる印象。 |
| デサパークシティ 要・車 | 想像していたよりも街の規模はコンパクトだが、エリア内は非常に綺麗に整えられている。緑にあふれた自然豊かな環境で、ドッグフレンドリーな街でもある。ペットを飼っている方には最適。 |
| バンサー 開発進行中 | 開発が進んでいく勢いを感じるエリア。すでに多くの企業がオフィスを構えており、活気がある。欧米人が多く住んでいる印象で、パブや欧米系レストランが豊富。アルコールを提供するお店が多い。 |
| KLCC中心部 徒歩圏充実 | 今回1ヶ月滞在したエリア。物価は日本並みで安くないが、交通の便が良くベビーカーでの移動もスムーズ。都会的な生活が可能。 |
おわりに:長期滞在を見据えた周辺環境のチェック

生活の基盤となるスーパーマーケットやショッピングセンターがどのような品揃えなのかを歩いて確認したほか、現地のピラティススタジオでの体験レッスンも受講しました。観光旅行では見過ごしてしまいがちな「日常の風景」に身を置くことで、マレーシアでの生活がより現実的なものとして思い描けるようになりました。
将来の海外移住に向けた第一歩として、この1ヶ月の視察は大成功だったと言えます。
まとめ

1ヶ月の視察で得た最大の収穫は「リアルな生活感覚」を得られたことです。保育園の雰囲気、物件の相場感、ベビーシッターの使い勝手、各エリアの街の空気——これらは現地に行かなければ絶対に分からないことばかりでした。
車の必要性・物価感・日本人コミュニティの有無・緑の豊かさ、それぞれの優先度によって住むべきエリアは変わります。「子育てしながら都市生活を楽しみたい」ならKLCC中心部、「自然の中でゆったり暮らしたい」ならデサパークシティ、「日本人コミュニティの安心感が欲しい」ならモントキアラが候補になりそうです。
記事1本目の『0歳児と過ごすクアラルンプール(KLCC)1ヶ月滞在記』 編もあわせてご覧ください。
